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皆さんこんにちは!
有限会社KYOSEI 更新担当の中西です。
目次
― 適切な塗装手法が、品質と満足度を大きく左右する ―
今回は、代表的な塗装方法の種類とその特徴・メリット・デメリット、現場での選定基準までを詳しく解説します。
塗装工事というと「どの塗料を使うか」に注目されがちですが、実は“どう塗るか”も同じくらい重要です。素材・面積・周囲環境・仕上がりの希望・予算など、条件に応じた最適な塗装方法を選ぶことが、プロとしての腕の見せ所です。
🔍特徴
手作業で丁寧に塗るため、塗布量や厚みの調整がしやすい
木材や細かい装飾部分など、繊細な作業に最適
✅メリット
凹凸部や狭い隙間にも対応しやすく、塗り残しが少ない
素材の凹みに沿ってしっかり密着
静かな作業で周囲への影響が小さい
⚠️デメリット
時間がかかり、大面積には不向き
ムラが出やすく、職人の技術に大きく依存
仕上がりに刷毛目が残ることがある
🎯適用例: 木枠・窓枠・手すり・トタンなどの細部やリフォーム部分
🔍特徴
壁面・天井などの広範囲を効率的に塗装できる
スピーディーかつ均一な仕上がりが可能
✅メリット
塗料の飛散が少なく、室内や住宅密集地でも安心
ローラーの種類(中毛・短毛・多孔質)により仕上げを調整できる
コスパに優れ、作業スピードも◎
⚠️デメリット
細部や角、複雑形状には対応しづらい(刷毛との併用が必要)
凹凸の激しい壁では気泡やムラが発生することも
温度や湿度により塗り感が変わる
🎯適用例: 一般住宅の外壁・内壁・天井・床面の中広面積
🔍特徴
塗料を霧状にして吹き付け、滑らかで均一な塗膜が作れる
意匠性のある仕上げ(リシン・スタッコ)にも対応
✅メリット
細部や凹凸、複雑な面にもムラなく対応可能
光沢・質感の表現がしやすく、商業施設などで重宝
模様やパターン仕上げにも最適
⚠️デメリット
塗料の飛散が多いため、広範囲の養生が必須
風のある日や住宅密集地では使用不可
機器のメンテナンスや操作に熟練が必要
🎯適用例: 外壁リノベーション、意匠壁、商業施設の正面外装など
🛠方法名 | 📌概要 | 🏗️用途例 |
---|---|---|
エアレススプレー | 空気を使わず高圧で塗料を吹き付ける。速乾&厚膜 | 倉庫・鉄骨建築・公共施設 |
電着塗装 | 電流を用いて塗料を金属表面に付着 | 自動車部品・建材製品 |
粉体塗装 | 粉末状の塗料を静電気で吸着させ、熱で硬化 | 金属フェンス・鋼材 |
ローラー吹き | 模様を転写し、仕上げに立体感を出す特殊技法 | スタッコ・扇模様・和風壁 |
⚖️判断基準 | 📌適用例 |
---|---|
素材 | 木部→刷毛/鉄部→吹き付け/モルタル→ローラー |
施工面積 | 小面積→刷毛/中面積→ローラー/大面積→吹き付け |
周囲環境 | 密集地→ローラー/空き地がある→吹き付け可能 |
仕上がり重視 | 滑らかさ→吹き付け/模様付き→ローラー模様仕上げ |
予算感 | ローラー<刷毛<吹き付け(機材費・養生費含む) |
✅ 下地調整の徹底がすべての基本
ケレンや高圧洗浄での汚れ除去
プライマーで密着性向上
✅ 気象条件を見極めて施工
気温5℃以下・湿度85%以上では作業を避ける
風が強い日は吹き付け塗装を中止
✅ 道具の整備と管理を習慣化
ローラーや刷毛は使い回さず、都度洗浄
スプレー機は毎日清掃・ノズルチェック
✅ 乾燥インターバルを遵守
早すぎる重ね塗りは、剥がれやムラの原因に
塗装方法は単なる作業工程ではなく、**施工品質と信頼性を決定づける“戦略”**です。
🧠「どの方法がこの現場にベストか?」を判断する目と、
🛠️「その手法を正確に実行する技術」が、プロとしての評価を分けます。
💡適材適所の塗装方法を選び、
💪道具・環境・工程を最適化することで、
🎯高品質かつ満足度の高い塗装工事が実現します!
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大分県大分市を拠点に塗装工事をメインに行う会社です。
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
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