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KYOSEIのよもやま話~塗装工事の工程と準備~

皆さんこんにちは!

有限会社KYOSEI 更新担当の中西です。

 

塗装工事の工程と準備

~美しい仕上がりは、しっかりした準備と丁寧な工程から~

こんにちは!今回は、塗装工事の基本的な流れと、工事前に知っておきたい準備のポイントについて詳しくご紹介します。

住宅や建物の外壁・屋根を美しく、そして長持ちさせるために欠かせない「塗装工事」ですが、実はただ塗るだけではありません。工程一つひとつに明確な目的と意味があり、丁寧に作業を進めることで、塗装の仕上がりと耐久性に大きな差が出ます。


🏗️塗装工事の基本工程

1. 足場設置(安全性と作業性の確保)

まず初めに行われるのが足場の設置です。
高所作業を安全かつ効率的に行うために、しっかりとした足場を組み立てます。

  • 作業員の安全確保

  • 塗料の飛散防止ネットの設置

  • 作業中の安定性向上

これらの理由から、足場の設置は工事の成功に欠かせない重要なステップです。


2. 養生作業(塗らない部分を守る)

養生とは、塗装を行わない部分に塗料が付着しないようにビニールシートやマスキングテープで覆う作業です。

  • 窓・玄関ドア・植栽・床面などを丁寧にカバー

  • 養生の出来が仕上がりの「きれいさ」に直結

作業の見た目の美しさや周囲への配慮にもつながります。


3. 下地処理(塗装の密着性を高める)

長持ちする塗装の秘訣は、下地処理の丁寧さにあります。

  • 高圧洗浄:外壁に付着したホコリ・汚れ・カビ・藻などを水圧でしっかり除去

  • クラック補修:ひび割れや破損部分に補修材を充填

  • ケレン作業:古い塗膜やサビを落として表面を整える

この工程が甘いと、塗料の剥がれや膨れが起きる原因になります。


4. 下塗り(接着力と仕上がりの基礎)

下塗りは、塗料がしっかりと下地に密着するように塗る「接着剤」のような役割を果たします。

  • 上塗り塗料との相性を整える

  • 吸い込みを抑えてムラを防止

※下地の材質や劣化具合によって、専用の下塗り材を選定する必要があります。


5. 中塗り・上塗り(厚みと美しさを生み出す)

塗装は基本的に「3回塗り(下塗り+中塗り+上塗り)」が一般的です。

  • 中塗り:塗膜の厚みを持たせて、耐久性を向上

  • 上塗り:美しい光沢や色の深み、撥水性を持たせて仕上げる

※塗料は1回塗りでは不十分。重ね塗りで性能を最大限に引き出すことが重要です。


🧾工事前にやっておきたい準備ポイント

✅ 1. 近隣への挨拶と配慮

工事中は高圧洗浄の音、塗料のにおい、職人の出入りなどで、どうしても近隣に多少の影響が出ます。

  • 着工前に「ご挨拶チラシ」や口頭での説明を行う

  • 工事スケジュールを簡単に伝えておくと親切

  • 施主が不在の場合は、業者に挨拶を代行してもらうケースも

トラブルの未然防止には、ひとことの配慮が大きなカギになります。


✅ 2. 天候に合わせたスケジュール調整

塗装工事は天候に大きく左右される工事です。
特に雨天や高湿度の日には、塗料が乾かず、施工品質に影響を及ぼす可能性があります。

  • 施工期間中は数日分の余裕を見てスケジュールを調整

  • 気温5℃以下、湿度85%以上は塗装に不向き

  • 天候の急変に備えて柔軟な対応ができる業者選びも大切


✅ 3. 家の周辺の片づけ

庭やベランダに置いてある荷物、物干し、植木鉢、自転車などは、あらかじめ移動しておくことでスムーズに作業が進みます。

  • 植木など動かせないものは養生して保護

  • 室外機や配線まわりは業者と相談して対応


🎯準備と工程を押さえて、失敗しない塗装工事を!

塗装工事は、「ただ色を塗るだけ」ではなく、下地処理から重ね塗りまで、丁寧に進めることで建物の寿命を延ばすことができます。

そして、その品質を支えるのは、「事前の準備」と「プロの技術」。

  • 下地処理を怠らない

  • 養生をしっかり行う

  • 適切な塗料選びと乾燥時間を確保する

  • 工事前の周囲への配慮と環境づくりも忘れずに!

安心・安全・納得の仕上がりを実現するためにも、工程と準備をしっかり理解して、信頼できる業者に依頼することが大切です。

 

 

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KYOSEIのよもやま話~塗装方法~

皆さんこんにちは!

有限会社KYOSEI 更新担当の中西です。

 

🖌️~塗装方法~

― 適切な塗装手法が、品質と満足度を大きく左右する ―

今回は、代表的な塗装方法の種類とその特徴・メリット・デメリット、現場での選定基準までを詳しく解説します。

塗装工事というと「どの塗料を使うか」に注目されがちですが、実は“どう塗るか”も同じくらい重要です。素材・面積・周囲環境・仕上がりの希望・予算など、条件に応じた最適な塗装方法を選ぶことが、プロとしての腕の見せ所です。


① 🖌️刷毛(はけ)塗り:細部に最も強い伝統技法

🔍特徴

  • 手作業で丁寧に塗るため、塗布量や厚みの調整がしやすい

  • 木材や細かい装飾部分など、繊細な作業に最適

✅メリット

  • 凹凸部や狭い隙間にも対応しやすく、塗り残しが少ない

  • 素材の凹みに沿ってしっかり密着

  • 静かな作業で周囲への影響が小さい

⚠️デメリット

  • 時間がかかり、大面積には不向き

  • ムラが出やすく、職人の技術に大きく依存

  • 仕上がりに刷毛目が残ることがある

🎯適用例: 木枠・窓枠・手すり・トタンなどの細部やリフォーム部分


② 🎯ローラー塗り:現場でもっとも広く使われる万能タイプ

🔍特徴

  • 壁面・天井などの広範囲を効率的に塗装できる

  • スピーディーかつ均一な仕上がりが可能

✅メリット

  • 塗料の飛散が少なく、室内や住宅密集地でも安心

  • ローラーの種類(中毛・短毛・多孔質)により仕上げを調整できる

  • コスパに優れ、作業スピードも◎

⚠️デメリット

  • 細部や角、複雑形状には対応しづらい(刷毛との併用が必要)

  • 凹凸の激しい壁では気泡やムラが発生することも

  • 温度や湿度により塗り感が変わる

🎯適用例: 一般住宅の外壁・内壁・天井・床面の中広面積


③ 🌪️吹き付け塗装(スプレー):美観重視&スピード施工

🔍特徴

  • 塗料を霧状にして吹き付け、滑らかで均一な塗膜が作れる

  • 意匠性のある仕上げ(リシン・スタッコ)にも対応

✅メリット

  • 細部や凹凸、複雑な面にもムラなく対応可能

  • 光沢・質感の表現がしやすく、商業施設などで重宝

  • 模様やパターン仕上げにも最適

⚠️デメリット

  • 塗料の飛散が多いため、広範囲の養生が必須

  • 風のある日や住宅密集地では使用不可

  • 機器のメンテナンスや操作に熟練が必要

🎯適用例: 外壁リノベーション、意匠壁、商業施設の正面外装など


④ ⚙️その他の特殊塗装方法とその用途

🛠方法名 📌概要 🏗️用途例
エアレススプレー 空気を使わず高圧で塗料を吹き付ける。速乾&厚膜 倉庫・鉄骨建築・公共施設
電着塗装 電流を用いて塗料を金属表面に付着 自動車部品・建材製品
粉体塗装 粉末状の塗料を静電気で吸着させ、熱で硬化 金属フェンス・鋼材
ローラー吹き 模様を転写し、仕上げに立体感を出す特殊技法 スタッコ・扇模様・和風壁

⑤ 🧭塗装方法の選定基準 ~現場での判断のコツ~

⚖️判断基準 📌適用例
素材 木部→刷毛/鉄部→吹き付け/モルタル→ローラー
施工面積 小面積→刷毛/中面積→ローラー/大面積→吹き付け
周囲環境 密集地→ローラー/空き地がある→吹き付け可能
仕上がり重視 滑らかさ→吹き付け/模様付き→ローラー模様仕上げ
予算感 ローラー<刷毛<吹き付け(機材費・養生費含む)

⑥ 🔧塗装品質を上げるための現場のポイント

下地調整の徹底がすべての基本

  • ケレンや高圧洗浄での汚れ除去

  • プライマーで密着性向上

気象条件を見極めて施工

  • 気温5℃以下・湿度85%以上では作業を避ける

  • 風が強い日は吹き付け塗装を中止

道具の整備と管理を習慣化

  • ローラーや刷毛は使い回さず、都度洗浄

  • スプレー機は毎日清掃・ノズルチェック

乾燥インターバルを遵守

  • 早すぎる重ね塗りは、剥がれやムラの原因に


📌まとめ:塗装方法=“職人の選択力”

塗装方法は単なる作業工程ではなく、**施工品質と信頼性を決定づける“戦略”**です。

🧠「どの方法がこの現場にベストか?」を判断する目と、
🛠️「その手法を正確に実行する技術」が、プロとしての評価を分けます。

💡適材適所の塗装方法を選び、
💪道具・環境・工程を最適化することで、
🎯高品質かつ満足度の高い塗装工事が実現します!

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KYOSEIのよもやま話~塗料ごとの注意事項~

皆さんこんにちは!

有限会社KYOSEI 更新担当の中西です。

 

🎨~塗料ごとの注意事項~

“適材適所”を見極めることが、塗装の成功を左右する!

今回は、主要な塗料のタイプごとの注意点や、現場で起こりやすいトラブルの防止策について、より実践的に詳しく解説していきます。

塗装工事において、「塗料の選定」と「施工環境の管理」は仕上がりの美しさだけでなく、耐久性・安全性・メンテナンス性までを左右する極めて重要な要素です。

「どれも同じように塗ればいい」という考えでは、後々のトラブルに繋がりかねません。
プロとして押さえておきたいポイントを一緒に確認していきましょう!


① 🎈アクリル塗料:安価で扱いやすいが耐久性に難あり

🔍特徴

  • 発色がよく、施工性も高くコストが安い

  • DIYや仮設建物など、短期使用には最適

⚠️注意点

  • 紫外線や酸性雨に弱く、屋外では早期に劣化・剥離することも

  • 吸水性のある下地では密着不良が起きやすく、雨漏りの原因になる場合も

  • 塗り重ねる際は乾燥をしっかりと確認!

✅まとめ
→ コスト重視の短期施工に◎、長寿命を求める建物には不向き。


② 🧴ウレタン塗料:バランスが良く、幅広い用途に対応

🔍特徴

  • 柔軟性があり、曲面や動きのある部材にも密着性が高い

  • 外壁・鉄部・木部など、様々な素材に対応可能

⚠️注意点

  • 湿度に非常に敏感。梅雨時期や雨上がりの施工には注意が必要

  • 可使時間(ポットライフ)が短く、作業中に硬化が進んでしまうとダマやムラの原因に

  • 重ね塗りの際も乾燥時間の厳守が必須

✅まとめ
→ 現場状況に応じてフレキシブルに対応しやすい万能型。ただし気候条件の把握は欠かせません!


③ 🌤シリコン塗料:耐候性とコスパのバランスが◎

🔍特徴

  • 紫外線・酸性雨に強く、10~15年の耐用年数が見込める

  • 現在、外壁塗装の主流として多く使われている

⚠️注意点

  • 光沢が強いため、下地のムラや凹凸が目立ちやすい

  • 一部の製品では重ね塗りが不可なものもあり、施工前の製品確認が必要

  • 気温が高いと乾燥ムラや泡立ちなどのトラブルが発生しやすい

✅まとめ
→ 美しい仕上がりを出すためには、下地処理と気候管理が鍵。プロの技術が問われる塗料です。


④ 🏙フッ素塗料:高耐久を誇るが高精度な施工が求められる

🔍特徴

  • 耐候性・耐薬品性に優れ、15〜20年以上の高寿命

  • 商業施設や高層ビル、沿岸部などで多く採用されている

⚠️注意点

  • 密着力が低いため、適正なプライマー選びが極めて重要

  • 硬化が早く、ローラー跡や刷毛ダマができやすい

  • 高価なため、施工ミスはそのまま大きな損失に直結

✅まとめ
→ 熟練の技術と厳密なマニュアル遵守が必要。施工者の経験値が品質を左右します。


⑤ 💧水性塗料:環境配慮型で安全性◎だが、施工環境に厳しい

🔍特徴

  • 揮発性有機化合物(VOC)が少なく、臭いも控えめ

  • 室内・学校・病院など、空気環境に配慮が必要な場所に適している

⚠️注意点

  • 気温5℃以下では乾燥不良が起き、塗膜が白濁・剥離しやすくなる

  • 湿度85%以上では表面にブツや白化現象が出やすい

  • 金属への施工ではさび止め下塗りが必須

✅まとめ
→ 安全・環境重視には最適。ただし、施工時期や環境を正しく見極める目が必要です。


⑥ 🌟その他の特殊塗料の注意点まとめ

🎨塗料タイプ ⚠️注意事項 🛠用途例
遮熱塗料 ムラになりやすく、下地の平滑性が仕上がりを左右する 屋根・外壁
防滑塗料 厚塗りが必要だが均一に仕上げるのが難しく、乾燥にも時間がかかる 階段・通路など滑りやすい場所
防カビ塗料 湿気対策と同時に通気性の確保が重要 浴室・洗面所・外壁北面など

🧱施工トラブルを防ぐには「下地処理」と「環境管理」が肝!

いくら高性能な塗料を使っても、下地処理や施工環境が整っていなければ、その力を発揮できません。

🔧 下地処理のチェックポイント

  • 汚れ・油分・サビ・旧塗膜を確実に除去する

  • 必要に応じてケレン作業や高圧洗浄を実施

  • 使用する塗料との相性に合ったプライマーを選定する

🌦 気象条件の管理ポイント

  • 日照時間・風の強さ・湿度・気温を事前確認

  • 屋外施工は天候の変化に備えて柔軟に対応できるよう段取りを組む


🎯まとめ:塗料選びと施工管理が“品質の土台”になる!

塗装工事においては、「どの塗料を選ぶか」と「どう扱うか」がすべてと言っても過言ではありません。

✅ 塗料ごとの特性を理解し
✅ 環境・素材・目的に合わせて選定し
✅ 現場の状況に応じた丁寧な施工を行う

この3つのバランスが取れてこそ、高品質で長持ちする塗装が実現します。

👷‍♂️塗る技術だけでなく、**“選ぶ知識”と“管理する意識”**が、職人としての信頼を支えています!

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私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

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