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月別アーカイブ: 2025年8月

KYOSEIのよもやま話~塗装工事の工程と準備~

皆さんこんにちは!

有限会社KYOSEI 更新担当の中西です。

 

塗装工事の工程と準備

~美しい仕上がりは、しっかりした準備と丁寧な工程から~

こんにちは!今回は、塗装工事の基本的な流れと、工事前に知っておきたい準備のポイントについて詳しくご紹介します。

住宅や建物の外壁・屋根を美しく、そして長持ちさせるために欠かせない「塗装工事」ですが、実はただ塗るだけではありません。工程一つひとつに明確な目的と意味があり、丁寧に作業を進めることで、塗装の仕上がりと耐久性に大きな差が出ます。


🏗️塗装工事の基本工程

1. 足場設置(安全性と作業性の確保)

まず初めに行われるのが足場の設置です。
高所作業を安全かつ効率的に行うために、しっかりとした足場を組み立てます。

  • 作業員の安全確保

  • 塗料の飛散防止ネットの設置

  • 作業中の安定性向上

これらの理由から、足場の設置は工事の成功に欠かせない重要なステップです。


2. 養生作業(塗らない部分を守る)

養生とは、塗装を行わない部分に塗料が付着しないようにビニールシートやマスキングテープで覆う作業です。

  • 窓・玄関ドア・植栽・床面などを丁寧にカバー

  • 養生の出来が仕上がりの「きれいさ」に直結

作業の見た目の美しさや周囲への配慮にもつながります。


3. 下地処理(塗装の密着性を高める)

長持ちする塗装の秘訣は、下地処理の丁寧さにあります。

  • 高圧洗浄:外壁に付着したホコリ・汚れ・カビ・藻などを水圧でしっかり除去

  • クラック補修:ひび割れや破損部分に補修材を充填

  • ケレン作業:古い塗膜やサビを落として表面を整える

この工程が甘いと、塗料の剥がれや膨れが起きる原因になります。


4. 下塗り(接着力と仕上がりの基礎)

下塗りは、塗料がしっかりと下地に密着するように塗る「接着剤」のような役割を果たします。

  • 上塗り塗料との相性を整える

  • 吸い込みを抑えてムラを防止

※下地の材質や劣化具合によって、専用の下塗り材を選定する必要があります。


5. 中塗り・上塗り(厚みと美しさを生み出す)

塗装は基本的に「3回塗り(下塗り+中塗り+上塗り)」が一般的です。

  • 中塗り:塗膜の厚みを持たせて、耐久性を向上

  • 上塗り:美しい光沢や色の深み、撥水性を持たせて仕上げる

※塗料は1回塗りでは不十分。重ね塗りで性能を最大限に引き出すことが重要です。


🧾工事前にやっておきたい準備ポイント

✅ 1. 近隣への挨拶と配慮

工事中は高圧洗浄の音、塗料のにおい、職人の出入りなどで、どうしても近隣に多少の影響が出ます。

  • 着工前に「ご挨拶チラシ」や口頭での説明を行う

  • 工事スケジュールを簡単に伝えておくと親切

  • 施主が不在の場合は、業者に挨拶を代行してもらうケースも

トラブルの未然防止には、ひとことの配慮が大きなカギになります。


✅ 2. 天候に合わせたスケジュール調整

塗装工事は天候に大きく左右される工事です。
特に雨天や高湿度の日には、塗料が乾かず、施工品質に影響を及ぼす可能性があります。

  • 施工期間中は数日分の余裕を見てスケジュールを調整

  • 気温5℃以下、湿度85%以上は塗装に不向き

  • 天候の急変に備えて柔軟な対応ができる業者選びも大切


✅ 3. 家の周辺の片づけ

庭やベランダに置いてある荷物、物干し、植木鉢、自転車などは、あらかじめ移動しておくことでスムーズに作業が進みます。

  • 植木など動かせないものは養生して保護

  • 室外機や配線まわりは業者と相談して対応


🎯準備と工程を押さえて、失敗しない塗装工事を!

塗装工事は、「ただ色を塗るだけ」ではなく、下地処理から重ね塗りまで、丁寧に進めることで建物の寿命を延ばすことができます。

そして、その品質を支えるのは、「事前の準備」と「プロの技術」。

  • 下地処理を怠らない

  • 養生をしっかり行う

  • 適切な塗料選びと乾燥時間を確保する

  • 工事前の周囲への配慮と環境づくりも忘れずに!

安心・安全・納得の仕上がりを実現するためにも、工程と準備をしっかり理解して、信頼できる業者に依頼することが大切です。

 

 

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