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皆さんこんにちは!
有限会社KYOSEI 更新担当の中西です。
“適材適所”を見極めることが、塗装の成功を左右する!
今回は、主要な塗料のタイプごとの注意点や、現場で起こりやすいトラブルの防止策について、より実践的に詳しく解説していきます。
塗装工事において、「塗料の選定」と「施工環境の管理」は仕上がりの美しさだけでなく、耐久性・安全性・メンテナンス性までを左右する極めて重要な要素です。
「どれも同じように塗ればいい」という考えでは、後々のトラブルに繋がりかねません。
プロとして押さえておきたいポイントを一緒に確認していきましょう!
🔍特徴
発色がよく、施工性も高くコストが安い
DIYや仮設建物など、短期使用には最適
⚠️注意点
紫外線や酸性雨に弱く、屋外では早期に劣化・剥離することも
吸水性のある下地では密着不良が起きやすく、雨漏りの原因になる場合も
塗り重ねる際は乾燥をしっかりと確認!
✅まとめ
→ コスト重視の短期施工に◎、長寿命を求める建物には不向き。
🔍特徴
柔軟性があり、曲面や動きのある部材にも密着性が高い
外壁・鉄部・木部など、様々な素材に対応可能
⚠️注意点
湿度に非常に敏感。梅雨時期や雨上がりの施工には注意が必要
可使時間(ポットライフ)が短く、作業中に硬化が進んでしまうとダマやムラの原因に
重ね塗りの際も乾燥時間の厳守が必須
✅まとめ
→ 現場状況に応じてフレキシブルに対応しやすい万能型。ただし気候条件の把握は欠かせません!
🔍特徴
紫外線・酸性雨に強く、10~15年の耐用年数が見込める
現在、外壁塗装の主流として多く使われている
⚠️注意点
光沢が強いため、下地のムラや凹凸が目立ちやすい
一部の製品では重ね塗りが不可なものもあり、施工前の製品確認が必要
気温が高いと乾燥ムラや泡立ちなどのトラブルが発生しやすい
✅まとめ
→ 美しい仕上がりを出すためには、下地処理と気候管理が鍵。プロの技術が問われる塗料です。
🔍特徴
耐候性・耐薬品性に優れ、15〜20年以上の高寿命
商業施設や高層ビル、沿岸部などで多く採用されている
⚠️注意点
密着力が低いため、適正なプライマー選びが極めて重要
硬化が早く、ローラー跡や刷毛ダマができやすい
高価なため、施工ミスはそのまま大きな損失に直結
✅まとめ
→ 熟練の技術と厳密なマニュアル遵守が必要。施工者の経験値が品質を左右します。
🔍特徴
揮発性有機化合物(VOC)が少なく、臭いも控えめ
室内・学校・病院など、空気環境に配慮が必要な場所に適している
⚠️注意点
気温5℃以下では乾燥不良が起き、塗膜が白濁・剥離しやすくなる
湿度85%以上では表面にブツや白化現象が出やすい
金属への施工ではさび止め下塗りが必須
✅まとめ
→ 安全・環境重視には最適。ただし、施工時期や環境を正しく見極める目が必要です。
🎨塗料タイプ | ⚠️注意事項 | 🛠用途例 |
---|---|---|
遮熱塗料 | ムラになりやすく、下地の平滑性が仕上がりを左右する | 屋根・外壁 |
防滑塗料 | 厚塗りが必要だが均一に仕上げるのが難しく、乾燥にも時間がかかる | 階段・通路など滑りやすい場所 |
防カビ塗料 | 湿気対策と同時に通気性の確保が重要 | 浴室・洗面所・外壁北面など |
いくら高性能な塗料を使っても、下地処理や施工環境が整っていなければ、その力を発揮できません。
🔧 下地処理のチェックポイント
汚れ・油分・サビ・旧塗膜を確実に除去する
必要に応じてケレン作業や高圧洗浄を実施
使用する塗料との相性に合ったプライマーを選定する
🌦 気象条件の管理ポイント
日照時間・風の強さ・湿度・気温を事前確認
屋外施工は天候の変化に備えて柔軟に対応できるよう段取りを組む
塗装工事においては、「どの塗料を選ぶか」と「どう扱うか」がすべてと言っても過言ではありません。
✅ 塗料ごとの特性を理解し
✅ 環境・素材・目的に合わせて選定し
✅ 現場の状況に応じた丁寧な施工を行う
この3つのバランスが取れてこそ、高品質で長持ちする塗装が実現します。
👷♂️塗る技術だけでなく、**“選ぶ知識”と“管理する意識”**が、職人としての信頼を支えています!
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大分県大分市を拠点に塗装工事をメインに行う会社です。
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